《スタンダード》GP優勝のアブザンリアニメイトを実際に使ってみた感想と考察
《スタンダード》GP優勝のアブザンリアニメイトを実際に使ってみた感想と考察
《スタンダード》GP優勝のアブザンリアニメイトを実際に使ってみた感想と考察
ブロック構築でチケットを溶かしすぎたのでココ最近はチケ稼ぎのためにスタンをやっています。

目的は手っ取り早くチケットを稼ぐことなので、選んだデッキは直近のGPで優勝して今がまさに旬のアブザンリアニメイト

GPで優勝したくらいなんだから強いんじゃない?w的な


アブザンリアニメイト
●メインボード
2:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
4:《包囲サイ/Siege Rhino》
2:《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
3:《テーロスの魂/Soul of Theros》
3:《女王スズメバチ/Hornet Queen》
1:《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》

2:《神々との融和/Commune with the Gods》
3:《残忍な切断/Murderous Cut》
3:《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
2:《払拭の光/Banishing Light》

2:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4:《森/Forest》
4:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1:《平地/Plains》
4:《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》
3:《疾病の神殿/Temple of Malady》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》

●サイドボード
1:《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
1:《異端の輝き/Glare of Heresy》
1:《停止の場/Suspension Field》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
3:《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
4:《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《完全なる終わり/Utter End》

アブザンミッドレンジに星座エンジンとリアニメイト要素をそれぞれ中途半端に加えたとても汚いデッキ、というのが第一印象でした。

最初は75枚完コピでDEに出てみたのですが、実際に回してみて気づいた点が沢山ありました。
その中でも特に気になったのは以下の三点。

①マナベースがおかしい
サイドに控えるライオンのことを考えると白マナは出来るだけ2ターン目には捻出したいのですが、白マナソースの土地はたったの11枚だけ。しかも内4枚はフェッチ。
2ターン目に特定の色マナを出したい場合、その色マナの土地を何枚入れるべきかは人によって意見が分かれる部分だとは思いますが、それでも11枚は少なすぎでしょう。

②リアニメイト要素が中途半端
墓地を肥やすカードはサテュロスの道探し4枚と神々との融和の2枚のみ。道探しも融和もカードパワー自体は低いので、綺麗にリアニメイト(or切断)のサポートにならないとテンポ損で終わることが多々あります。
中途半端にリアニメイト要素を組み込むくらいだったらコンセプトを突き詰めてシディシウィップのようなデッキにするか、いっそのことリアニメイト要素を切って普通のアブザンミッドレンジにしたほうが良いのでは?と使っている最中もずっと思うほど。
土地もデカブツもめくれなかった時のサテュロスには本当に(#^ω^)ビキビキっときます。

③テーロスの魂が多すぎる
このデッキを完コピして一番最初にして最も気になった点です。
これでGP優勝をしたEduardo dos Santos Vieira氏の考えは分かりませんが、デッキを回してみるとテーロスの魂3枚は明らかに多すぎでした。
魂シリーズはタイタンのような速攻性がなければエルズペスのような支配力もないので、自分より早いデッキ相手には“ギリギリ間に合わないただのファッティ”で終わることが少なくありません。いや、ほとんどただのファッティです。
そして、残念なことに現環境はアブザンリアニメイトより早いデッキばかりです。これ自体がエレボスの鞭で釣っても何ら嬉しくないというのも弱さに拍車をかけました。



こんな感じで完コピした75枚のレシピでは右手に相当自信のある人間でないと回せないな、という感想をDEで色々なデッキと対戦しながら持ちました。

実際に、3-1以上しているリストを見るとアブザンリアニメイトは殆どおらず、自分も一発目のDEは最終戦負けて2-2だったわけですから。


※ ※ ※


しかし、たった1回DEで負けたくらいで見切りを付けるのは癪だったので、デッキを調整しながら再度DEに突撃すること8回

結果は・・・

3-1
3-1
3-1
3-1
4-0
3-1
2-2
2-2


すごい勝てました(うれしい)

スプリットも諸々含めて合計45パックも商品を入手できました。2連敗してそろそろ運が尽きてきた感があるので、この辺がアブザンリアニメイトの引き際でしょう。

しかし、なぜ調子よくここまで勝てたのでしょうか?

運がよかったというのは間違いありませんが、今回の一番の勝因は“G2以降のアブザンリアニメイトの優位性”にあったような気がします。

ここで言うアブザンリアニメイトの優位性とは、具体的にはビート側はG2以降攻めと守りをバランスよくやらなければいけないという点です。


アブザンリアニメイトは青黒コントロールと最近流行り(?)のBUGコントロール、アブザンPWあたりを除いて環境にあるほぼ全てのデッキ相手にコントロール側として立ち振る舞います。
なので、サイドボードも基本的に守りのカードを入れておけば、まぁ間違いはありません。

では、ビート側になるデッキがアブザンリアニメイトと対峙するときは攻めのカードばかりを入れればいいのか?といえば実はそうでもありません。

というのも、アブザンリアニメイトはデッキ名にリアニメイトと付いてはいるものの、デッキの骨組みはあくまで“アブザン”なので、ビート側が序盤のマウントをキープしつつ素早く殺しきるのが難しく、かといって一度消耗戦になってしまうとエレボスの鞭やエルズペスで簡単に捲ってくるからです。

したがって、ビート側はデッキパワーを落とさない程度にクロックを保ちつつ、アブザンリアニを妨害するカードをデッキに積まなければなりません。

しかし―――これが難しい。

その理由はビート側がサイドインした妨害カードはアブザンリアニメイト側がそれに嵌るカードをプレイしてくれないと仕事をしないからです。

例えば、後手3ターン目に軽蔑的な一撃を構えてエンドしたら返しで狩猟者をプレイされるパターンや、ハチ対策に悲哀まみれを積んだのにライオンを連打されて頭を抱えたり。

この、噛み合わないと仕事をしないというのは前回の構築のエントリーでも書いた通りです。
http://mtgmtg.diarynote.jp/201411062222271547/


対策カードは対策されるカードよりも弱い、というのは〆VSマトリックスの頃から言われ続けていますが、現環境のスタンは特にその傾向が顕著になっているように感じます。

それ以外でもアブザンリアニメイトがどういうサイドボーディングをしてくるかもビート側を悩ませるポイントになっています。

ハチを全抜きしてライオンを入れた普通寄りのアブザンミッドレンジにしてくるのか、それともリアニメイト要素はそのままでクリーチャー除去を厚くするだけなのか等々・・・これによってビート側もサイドボーディングは大きく変化させなければなりません。

せっかく対策カードを入れたのにアブザンリアニ側は対策されるカードを抜いていた、では対策カードの噛み合う噛み合わない以前の問題です。


●まとめ
アブザンリアニメイトで何故か結構勝てた理由

・アブザンリアニメイトのサイド後がどういう形になるのか相手は読みづらい。
 →正確なサイドボーディングが難しい

・ビート側はデッキパワーを削いで対策カードを入れなければいけない
 →デッキパワーを削ぐ=長期戦になりがち=長期戦はアブザンリアニの土俵

・対策カードはアブザンリアニ側の対策されるカードと噛み合わないと仕事をしない
 →ハンドで腐っている間は何もしない=ゲームが長引く=アブザンリアニの土俵


こんなところでしょうか。

一言でまとめると「サイドボーディングとG2以降が凄く大事」という普通にスタンをやってれば1か月以上前に気付く当たり前の結お話でした。

アブザンリアニメイトがGP優勝で知名度を上げてからまだ10日しか経っていないので薄っぺらい考察ではありますがそこはあくまでブロック構築メインのブログなのでご勘弁を。。。


ひとまずアブザンリアニメイトはこれで一区切り。
《スタンダード》緑単信心タッチ黒がアブザンミッドレンジにそれほど有利でもない理由
《スタンダード》緑単信心タッチ黒がアブザンミッドレンジにそれほど有利でもない理由
PTから1週間。MOでもPTの結果を受けて実践レベルのデッキが色々と活躍するかと思いきや・・・
結果を見ると出てくるのはアブザンとジェスカイばかり。

アブザンが増えればそれに強い緑単信心が台頭してきても良さそうですが、実際ことはそう単純でもないようで、アブザンの数と比較して3-1以上している緑単信心はかなり少なく感じます。

かくいう自分も現環境では主に緑単信心タッチ黒を愛用しているのですが、これが有利とされるアブザンにそれほど勝てず困っています。

そこで、アブザンに強いとされる緑単信心タッチ黒がなぜそれほどアブザンには有利でないのか(むしろG2以降は不利とすら感じる)について箇条書きで考えてみます。

・デッキの構造上、思考囲いが刺さる
・アブザン相手には破滅喚起がほとんど何もしない。そのくせ破滅喚起自身はサイで止まるわ再利用で割られるわ踏んだり蹴ったり
・腐り辛い単体除去が豊富
 →アブザンの魔除け、英雄の破滅、完全なる終わり等々の単体除去を連打されると辛い。
・アブザンの魔除けがあるのでサイをポルクラノスでブロックし辛い
・必殺の女王スズメバチもG2以降は胆汁病、悲哀まみれで対処される(G1は無双)
・アブザン側はラスがあるのでゲームの主導権を握りやすい
・カードプールが狭いので緑単信心タッチ黒で出来ることには限度がある
 →信心のリストが割れているのでアブザン側は組し易い
・アブザン側はカードプールが狭いとはいえ、選択肢(特に除去)が豊富にある
 →アブザンのリストはそれぞれ異なるので信心側は組し難い
・アブザン、ジェスカイ、赤単、信心以外にメタるべきデッキがほとんどない
 →アブザンは緑単信心にたっぷりサイドの枠を取れる。
・緑単信心がアブザンに取れる効果的なサイドが少ない
・囲いが効かない。むしろ徒にゲームを長引かせてアブザン側の土俵に持ち込まれるだけ。
長引くとアブザンの方がデッキが濃いのでトップ勝負で負ける。



このままアブザンに明確に有利が付くデッキが現れないとアブザンが往年のジャンドのようになってしまいそうです。

まぁアブザンに有利なデッキが現れたとしてもアブザン側はまたそれに対応した形になるのでしょうが・・・取りあえずアショクに期待しましょう。

順次追記予定
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、三原槙仁の「書かれざるものの視認」信心について
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、三原槙仁の「書かれざるものの視認」信心について
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、三原槙仁の「書かれざるものの視認」信心について
丁度先週の今日、こちらのエントリーで考察していた三原氏の信心デッキが先ほど公式サイトの方で公開されました。

《スタンダード》LMCC2014で優勝した緑単信心タッチ黒についての考察
http://mtgmtg.diarynote.jp/201410062326463474/

●メインボード
4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《旅するサテュロス》
4 《クルフィックスの狩猟者》
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス》
3 《開花の幻霊》
4 《破滅喚起の巨人》
4 《女王スズメバチ》

2 《エレボスの鞭》
4 《書かれざるものの視認》

6 《森》
4 《ラノワールの荒原》
4 《ニクスの祭殿、ニクソス》
4 《疾病の神殿》
3 《吹きさらしの荒野》
1 《沼》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》

●サイドボード
2 《思考囲い》
2 《胆汁病》
3 《再利用の賢者》
1 《苦悶の神、ファリカ》
3 《ナイレアの信奉者》
3 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
1 《高木の巨人》

思った点を箇条書きで。

・ニクソス4はリスキーでは?
・1枚だけ入っている沼をアーボーグにするのは駄目か?
・土地23枚は詰まらないか?
・やっぱり囲いと胆汁は全部サイドだった/(^o^)\
・幻霊3枚は正解だったのか?


まぁプロがこういう構成を選んでそれで7勝以上しているのだから間違いないんだとは思いますが、勝てる人はやはり目の付け所が違う。

参考:プロツアー『タルキール覇王譚』 成績優秀者デッキリスト(スタンダード)
http://coverage.mtg-jp.com/ptktk14/decklist/011410/
《スタンダード》PTタルキール覇王譚ベスト8デッキリスト
公式で早速PTのベスト8のデッキリストが公開されました。まずジェスカイと青黒は置いておくとして、アブザンについて見てみたいと思います。
Ari Lax

●メインボード
2 Elvish Mystic
4 Sylvan Caryatid
4 Courser of Kruphix
4 Siege Rhino
2 Sorin, Solemn Visitor
2 Wingmate Roc
2 Ajani, Mentor of Heroes
3 Elspeth, Sun’s Champion

4 Thoughtseize
4 Abzan Charm
3 Hero’s Downfall
2 Utter End

3 Forest
2 Plains
4 Windswept Heath
4 Temple of Malady
4 Sandsteppe Citadel
2 Llanowar Wastes
2 Caves of Koilos
1 Mana Confluence
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Temple of Silence

●サイドボード
1 End Hostilities
1 Duneblast
1 Mass Calcify
3 Drown in Sorrow
3 Bile Blight
2 Murderous Cut
1 Unravel the Aether
1 Liliana Vess
2 Nissa Worldwaker

Mike Sigrist

●メインボード
4 羊毛鬣のライオン
4 ラクシャサの死与え
2 荒野の後継者
3 先頭に立つもの、アナフェンザ
4 責め苦の伝令
4 包囲サイ
3 真面目な訪問者、ソリン

4 思考囲い
1 潰瘍化
4 英雄の破滅
3 アブサンの魔除け

4 吹きさらしの荒野
4 コイロスの洞窟
2 ラノワールの荒原
4 砂草原の城塞
4 疾病の神殿
1 静寂の神殿
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 森
1 平地

●サイドボード
2 Despise
2 Erase
1 Silence the Believers
3 Bile Blight
3 Drown in Sorrow
1 Whip of Erebos
2 Wingmate Roc
1 Ajani, Mentor to Heros

昨日のDeck Techで紹介された初日全勝のアブザンミッドレンジです。
http://mtgmtg.diarynote.jp/201410111740292080/

二日目も順当に勝ち進み、見事日曜進出を決めました。
Thiago Saporito

●メインボード
4 Fleecemane Lion
4 Sylvan Caryatid
4 Courser of Kruphix
1 Anafenza, the Foremost
2 Sorin, Solemn Visitor
4 Siege Rhino
4 Wingmate Roc

1 Thoughtseize
2 Bile Blight
4 Hero’s Downfall
3 Abzan Charm
1 Drown in Sorrow
1 Whip of Erebos

1 Temple of Malady
4 Temple of Silence
1 Temple of Plenty
4 Llanowar Wastes
4 Windswept Heath
4 Sandsteppe Citadel
2 Plains
2 Forest
1 Swamp
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Mana Confluence .

●サイドボード
1 Anafenza, the Foremost
3 Thoughtseize
4 End Hostilities
1 Agent of Erebos
1 Erase
1 Utter End
1 Back to Nature
2 Elspeth, Sun’s Champion
1 Stain the Mind

参考 http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/top-8-decklists-2014-10-11

余談
2日目進出率
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/pro-tour-khans-tarkir-day-2-metagame-breakdown-2014-10-11

大きなポイントはやはり青系コントロールの勝ちっぷりと視認タイプの緑単信心が全員二日目に進んでいるところでしょうか。
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、初日全勝のアブサンミッドレンジについて
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、初日全勝のアブサンミッドレンジについて
《スタンダード》PTタルキール覇王譚、初日全勝のアブサンミッドレンジについて
トーナメントセンターでデッキリストが早速公開されているので考えてみたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=WtBFw4h0SOw

●アブサンミッドレンジ
4 羊毛鬣のライオン
4 ラクシャサの死与え
2 荒野の後継者
3 先頭に立つもの、アナフェンザ
4 責め苦の伝令
4 包囲サイ
3 真面目な訪問者、ソリン

4 思考囲い
1 潰瘍化
4 英雄の破滅
3 アブサンの魔除け

4 吹きさらしの荒野
4 コイロスの洞窟
2 ラノワールの荒原
4 砂草原の城塞
4 疾病の神殿
1 静寂の神殿
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 森
1 平地

サイドボードはまだ未発表

初日スタン5-0をしたのは女人像+狩猟者のパッケージを切って優秀なアタッカーを次々展開していくタイプのアブサンでした。ミッドレンジというよりはグッドスタッフといったほうが正確でしょうか。

アブサンカラーでこの手のデッキは流行らないと思っていたのに、まさか初日5-0とはびっくり仰天。
ラクシャサの死与えは後手で弱すぎるから使われることは無いと思ってたのに・・・うぅう・・・

従来のアブサンミッドレンジ=女人像+狩猟者パッケージを入れるべき、という固定観念を見事覆した素晴らしいデッキだと思います。(後だしジャンケン)

緑単信心への相性が気になりますが、責め苦の伝令、包囲サイ、ソリン等々・・・ジェスカイテンポをしっかりメタったデッキ構成が功を成したのではないでしょうか。

アブサンといえば除去の選択肢も難しいところですが、このデッキで選択された除去はまさかの潰瘍化!胆汁病ばかり目がいっていたのでこれは盲点でした。

こちら↓のMetagameBreakdownでもジェスカイテンポは最大勢力だったので、二日目によっぽどのヘマをしない限り、安定してベスト8が見えそうです。

http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptktk/pro-tour-khans-tarkir-day-1-metagame-breakdown-2014-10-10



取りあえず自分で回してみてから色々考えてみたいと思います。
《スタンダード》PTを通じて評価の上がりそうなカード、下がりそうなカード
《スタンダード》PTを通じて評価の上がりそうなカード、下がりそうなカード
《スタンダード》PTを通じて評価の上がりそうなカード、下がりそうなカード
基準はMOにして考えてみたいと思います。

●評価が上がりそうなカード

・書かれざるものの視認
→起源のハイドラより明らかに強い。にも関わらずMOではサッパリ見ないのは不思議です。今は2チケ台ですが、PTで正当に評価されれば一気に10チケくらいまでいくのではないでしょうか。

・エレボスの鞭
→ジェスカイテンポと赤単に強く、破滅喚起や女王スズメバチなど吊り上げて強いカードが多い今の環境で弱いわけがない!

・英雄の導師、アジャニ
→風番いのロックとの競合になりますが、ロック鳥を使うデッキは強襲してほしい相手には中々強襲を達成しづらく、逆に強襲を達成できる相手には5マナ圏のカードとしては弱い印象があるので。だったらアジャニでしょう!という。

・ヘリオッドの指図
→冷静に考えれば英雄の導師、アジャニに軍配が上がりますが、瞬発力と奇襲性ではこちらが上なので、もしかしたらもしかするかも。

・破滅喚起の巨人
→既にMOでは緑単信心に使われていますが、裏を返せばコレが使われているのは緑単信心だけ。PTではアブサンミッドレンジや青黒コントロールなんかでも使われるかもしれません。(使われてほしいだけ)

・軽蔑的な一撃
→まだMOではコントロールが少ないので見る機会も少ない、というのもありますが、今後青が入るデッキなら標準装備になるのではないでしょうか?

・悪夢の織り手、アショク
→これはアショクの評価というよりも青黒コンの躍進によって間接的に評価が上がるのではないかと予想しています。

●評価が下がりそうなカード

・風番いのロック
→アジャニのところでも書いたように、強襲したい相手には強襲しずらく、強襲できる相手にはロック鳥自体が微妙なので。アブサンミッドレンジやマルドゥトークンなど入るデッキは多いものの、最終的には調整の末、外される類のカードに見えます。

・起源のハイドラ
→書かれざるものの視認で書いたように、あちらの方が強いので。

・開花の幻霊
→今は緑単信心タッチ黒で採用されていますが、後手時の弱さが許容できないのと、上手くドローエンジンとして機能した場合はオーバーキル感が凄いので。自分はこのスペースに鞭2枚と収穫者1枚を入れてます。

※ ※ ※

待ちに待ったPTタルキール覇王譚もあと6時間ほどで始まります。去年の青単信心や黒単信心の大活躍は今も鮮明に思い出されますが、今年は去年のようなサプライズはあるのでしょうか。

今夜は早く寝たいと思います。
《スタンダード》新環境デッキ案:アブサンミッドレンジ
《スタンダード》新環境デッキ案:アブサンミッドレンジ
《スタンダード》新環境デッキ案:アブサンミッドレンジ
MOでは環境初期こそ多かった緑単信心ですが、一昨日くらいから赤単、白青英雄、ジェスカイバーンなどのライフを高速で狙うデッキが幅を利かせるようになり、早くも絶対的な存在ではなくなりつつあります。

また、コントロール系デッキの台頭も昨日あたりから始まり、いよいよMOでも本格的なスタンダード環境が始まったように感じます。

これらの変化により、週末くらいまでは天下を取っていた緑単信心も苦戦を強いられるようになってきました。

そこで、安直ではありますが、新しく登場したそれら二種類のデッキに負けない緑単信心を考えてみました。

※ ※ ※

●アブサンミッドレンジ
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 クルフィックスの狩猟者
2 先頭に立つもの、アナフェンザ
3 世界を喰らうもの、ポルクラノス
3 包囲サイ
1 真面目な訪問者、ソリン
3 破滅喚起の巨人
3 風番いのロック
2 太陽の勇者、エルズペス

3 思考囲い
2 胆汁病
2 エレボスの鞭

4 砂草原の城塞
4 吹きさらしの荒野
4 ラノワールの荒原
2 コイロスの洞窟
1 静寂の神殿
1 平地
2 沼
5 森
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ


青系コントロールとライフを高速で削りにくるデッキにも勝てる緑単信心というコンセプトで調整していたらいつの間にかアブサンミッドレンジになっていました。

緑単信心の爆発力とマルチカラースペルの柔軟性をトレードしたような感じのデッキです。

アブサンミッドレンジは同じ女人像+狩猟者パッケージを使う緑単信心に相性が悪いわけですが、タルキールのカードが普及しはじめ環境が雑多になっている今なら緑単信心を踏む機会も以前より減っているのでイケる(はず)。

このカラーではお馴染みの羊毛鬣のライオンとブリマーズが入ってないのは、土地構成的に出すのが難しいのもありますが、それ以上にマナ加速からのファッティ戦略の方が優れていると感じたから、という理由によります。3ターン目のポルクラノスや包囲サイは相手を問わず強力。

※ただ、羊毛鬣は壁として優秀なだけでなく、終盤は不死身のアタッカーになれるので何枚かは入れてもいいかもしれません。

●対赤単、黒単、白青英雄、ジェスカイバーン
これら相手に欲しいのは序盤を凌ぐためのカード。
緑単信心ではクルフィックスの狩猟者しか取れなかったメインボードのライフ回復は包囲サイをはじめ合計9枚入っているので赤単とジェスカイバーンの勝率は緑単信心と比較して圧倒的に高い(と、思われます)。

白青英雄と黒単はライフゲインよりも除去のほうが効果的ですが、使用者はそれほど多くないので多分大丈夫。この構成でも緑単信心よりかは相性は明らかに改善されていますしね。

●青系コントロール
コントロールはどの型がベストかまだハッキリしませんが、現時点で自分が当たったことがあるのはスゥルタイコントロール、青白コントロール、青黒コントロール、ジェスカイコントロールの4つ。
いくらカードの選択肢が豊富なアブサンミッドレンジとはいえ、ベース元にデッキは緑単信心なのでデッキの動きはどうしても直線的になります。そういう意味でエレボスの鞭や思考囲いがあるとはいっても、やはりG1は苦戦を強いられそうです。
しかし、このマッチアップはサイドから鞭やPWをいくらでも増量することが可能なので何とかなる気がしないでもありません。

●緑単信心
アブサンミッドレンジが緑単信心に負けパターンは色々ありますが、やはり一番マズいのは女王スズメバチ。
しかし、その女王スズメバチも破滅喚起の巨人と思考囲い、胆汁病の合計8枚あれば対処は可能でしょう。あとはエレボスの鞭でライフレースを優位に進めてエルズペスで地上をグダグダさせればきっと勝てる(はず)

勝負の肝は“いかに無駄牌になるアナフェンザと包囲サイを引かないか”、でしょう。


※ ※ ※

スポイラーの時点で相当数の強力なカードが公開されていたアブサン。
PT本番ではそれなりの数のプレイヤーがアブサンミッドレンジを使用すると思われますが、デッキ構成はどういうものになるのでしょうか。楽しみです。

22:40追記

神秘家を抜いて羊毛鬣を入れた方が強かった /(^o^)\
《スタンダード》LMCC2014で優勝した緑単信心タッチ黒についての考察
《スタンダード》LMCC2014で優勝した緑単信心タッチ黒についての考察
《スタンダード》LMCC2014で優勝した緑単信心タッチ黒についての考察
実は先週末に行われていたLMCC2014。
毎年秋の大型セット発売直後に行われ、その年の新環境を占うという意味でも非常に注目を集めるこのイベント。

今更ながらLMCC2014のカバレッジを見ました。
http://lmcc.jimdo.com/

優勝は三原氏がシェアした(?)緑単信心タッチ黒。


※追記
本人が作ったデッキで間違いないようです。(画像1)
カバレッジでは緑単信心t黒となっていますが、本人は緑系ミッドレンジと言っているところから察するに、黒要素が相当濃そうです。

緑黒といえばMOでも緑単信心タッチ黒がTier1として活躍していますが、カバレッジを読む限り、どうも今回優勝したデッキはそれとはかなり趣向が異なるようです。

PTに向けて調整しているプロがシェアしたデッキがLMCCで優勝!とくれば、これはチェックしないわけにはいきません。

完全なリストはPTまで非公開とのことですが、カバレッジでおおよそデッキの中身は想像できるので考察してみたいと思います。週末まで待てば公開されるんだけら急ぐ必要は別にありませんが、まぁ・・・それはそれで。

※ ※ ※

●緑単信心タッチ黒に入ってなくてLMCCで優勝したデッキには入っているもの

今回のカバレージで明らかになったのは以下のカード。
・思考囲い
・胆汁病
・エレボスの鞭
・書かれざるものの視認
一つ一つ考えてみたいと思います。

・思考囲い
この環境の1ターン目のクリーチャーのベストムーブはエルフの神秘家ですが、スペルのベストムーブは思考囲いです。

緑単信心は1マナスペルにエルフの神秘家しか積んでいないので、神秘家も神殿も初手に無かった場合は1ターン目がランドセットだけで終わってしまいます。

そのため、追加の1マナスペルである思考囲いの投入は相手の妨害うんぬん以前に、緑系デッキの隙間を埋める1枚として非常にマッチしています。

そして、ハンデスというと通常はコントロール相手にこそ輝く印象がありますが、実は緑単信心相手にも効果はバツグンです。

というのも、緑単信心はデッキ60枚が「土地」「マナクリーチャー」「ファッティ」の三つに完全に役割分担されており、
土地3枚、マナクリーチャー1枚、ファッティ3枚
土地3枚、マナクリーチャー3体、ファッティ1枚
このようなハンデスが刺さる初手は珍しくないからです。

仮に、相手がこういったハンドでなくても後手側が1ターン目の思考囲いで先手2ターン目に出るはずだったマナクリーチャーを抜いてしまえば緑系デッキのミラーマッチでよくある理不尽な先手ゲーも大幅に緩和できます。

また、仮に中盤以降に引いてしまった場合でも、その時はハンドで長いこと待機している女王スズメバチに当てればいいので◎
むしろ本命の使い方はこっちかもしれません。

・胆汁病
スズメバチトークンを一掃できるのは勿論のこと、運が良ければ先手のマナクリを潰すことも不可能ではありません。ジェスカイテンポでお馴染みのカマキリもコレ1枚でラクに対処できる優れもの。

ただし、ダブルシンボルなので初手にあっても中盤まで抱えることもあるのかもしれません。

エレボスの鞭
メタゲームがまだ進んでいないからかもしれませんが、今のスタンダードは殴り合いをするデッキばかりで、本格的なコントロールはまだその頭角を現してしません。

となれば、ダメージレースにめっぽう強いエレボスの鞭を使わない理由はありません。

こちらも胆汁病と同じく、今をときめくジェスカイテンポにブッ刺さるので腐る場面は想像以上少ないことでしょう。
破滅喚起の巨人は勿論のこと、女王スズメバチの吊り上げに成功したら宇宙

・書かれざるものの視認
入れ替えで退場したのは起源のハイドラでしょうか。
ハイドラはスズメバチを探すのに9マナ必要で、そのくせXマナクリーチャーのくせに軽くはプレイできない(最低5マナくらいでキャストしたい)ので、この変更は理に適っていると思います。流石プロ謹製。
それに視認も2枚捲れればハイドラと同じくらいのパフォーマンスを発揮するので、6マナでプレイしてもそれほど期待できず、かといって10マナ以上でプレイしてもオーバーキルでしかないハイドラより殆どの場面では視認の方が強いのではないでしょうか。
いや、強い。間違いない。

ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
カバレッジには書かれていませんが、入ってないわけはないでしょう。 
緑黒が使うアーボーグは

“狩猟者で見えてるライブラリートップのカードは引きたいけど、このターンにポルクラノスをキャストするためにはフェッチを切らないといけない”

というジレンマを解消してくれるので個人的にはとても気に入っています。

狩猟者が来るまでフェッチを盤面に温存できるアドバンテージはドロー操作の乏しい緑同士の勝負では中盤以降如実に現れます。

※ ※ ※

以上、4枚。
次に、リストは非公開ですが、カバレッジに書かれているカードからデッキ60枚はどんなものなのか自分で考えてみたいと思います。
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
2 旅するサテュロス
4 クルフィックスの狩猟者
4 世界を喰らうもの、ポルクラノス
2 開花の幻霊
3 破滅喚起の巨人
4 書かざるものの視認
3 女王スズメバチ

3 思考囲い
2 胆汁病
1 エレボスの鞭

6 森
2 沼
3 樹木茂る山麓
1 血染めのぬかるみ
4 ラノワールの荒原
4 疫病の神殿
3 ニクスの神殿、ニクソス
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ

カバレッジを読むとデッキはとても強そうなのに、実際に自分でそれっぽいものを組んで見てみると弱そう・・・
胆汁病と鞭はサイドかもしれません。

それにしても、緑単信心の強い部分を残しつつ、相手の脅威に対処できる黒を入れる戦略(?)は机上の考察ではありますが、現環境ではベストに近いデッキのようにも思えます。
“プロがシェアしてLMCCで優勝した”という事実を差し引いても、考えれば考えるほど強く思えてなりません。

マナクリとスズメバチを抜ける思考囲い
マナクリとスズメバチを殺せる胆汁病 
ダメージレースで優位に立ち、スズメバチと破滅喚起を再利用できるエレボスの鞭
スズメバチにいち早くアクセスできる書かれざるものの視認

このように、今回カバレッジで見られた通常の緑単信心タッチ黒には入ってないが、優勝したデッキには入っているカードからは緑単信心系デッキに対する明確な対抗意識が感じられます。

PTに向けて色々なデッキタイプを試しているはずのプロプレイヤーがここまで緑単を意識したデッキを作ったということは、やはりそれだけ緑単信心の牙城が強固であるという証でしょうか?

それともただ単に千葉に緑単信心が多すぎることを考慮してそれをメタった構成にしただけでしょうか。

いずれにしても、その結果は週末のPTで明らかになります。今から首を長くして待ちたいと思います。
《スタンダード》緑単信心のミラーマッチ攻略について
《スタンダード》緑単信心のミラーマッチ攻略について
《スタンダード》緑単信心のミラーマッチ攻略について
タルキールが覇王譚がMOに登場してから今日で4日目。

MOにもぼちぼちタルキールのカードが参入しはじめましたが、それでも依然として緑単信心系のデッキがトップメタを張っている現状は変わっていません。

10月2日(木)
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-daily-2014-10-03

10月4日(土)
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-daily-2014-10-05

※3日(金)は人が集まらずスタンダードDEは全て不成立

4-0したのは奇しくも2日とも緑単信心タッチ黒。
タルキール覇王譚のカードが不足した現在のMO環境では、スズメバチとそれに対抗できるカードがとても強力、というわけですね

実際はこの他にもジェスカイコントロールやアブサンミッドレンジなども4-0していますが、公式に掲載されてないので今回はスルーします。

緑単信心タッチ黒が流行っているということで、こんなデッキを考えてみました。

●緑単信心タッチ赤黒

●クリーチャー 35枚
4 エルフの神秘家
4 旅するサテュロス
4 森の女人像
1 爪鳴らしの神秘家
4 クルフィックスの狩猟者
4 世界を喰らうもの、ポルクラノス
3 歓楽者、ゼナゴス
2 都市国家の破壊者
3 高木の巨人
3 破滅喚起の巨人
3 女王スズメバチ

●土地 25枚
5 森
1 山
1 沼
4 樹木茂る山麓
1 吹きさらしの荒野
2 血染めのぬかるみ
4 奔放の神殿
4 ラノワールの荒原
3 ニクスの神殿、ニクソス

●サイドボード
3 スズメバチの巣
2 再利用の賢者
4 ナイレアの信奉者
2 都市国家の破壊者
1 破滅喚起の巨人
3 セテッサ式戦術


都市国家の破壊者で緑単信心タッチ黒の狩猟者と破滅喚起の巨人を殺しつつ、破滅喚起の巨人で現在のMOで特に暴れているスズメバチに対抗するデッキです。

ここまでデッキの形を変形させると、もはや緑単信心というよりもJund Monsterといった方が正しいかもしれません。

※ ※ ※

まぁ何というか・・・現在のMOのゆがんだメタゲームを攻略すべく考えたデッキなので、MO限定で、しかもカードが流通しきる前の今しか通用しないデッキです。

しかしたまにはこういう構築も面白い。
そして一瞬で終わる。

※ ※ ※

10月1日(水)のメンテナンスが明けて遂にRTRブロックとM14がスタンダード落ちしました。

MOでは10月3日(金)のPTQ、4日(土)~6日(月)のプレリリースを挟んで7日(火)のリリースイベント以降、本格的にタルキール覇王譚のカードが出回りはじめます。

多くのプレイヤーはタルキール覇王譚のリリースに注目していますが、しかし、この2日(木)~6日(月)の期間もスタンダードのDEは普通に予定されており、そこで使えるカードプールはTHRブロック+M15+タルキール覇王譚に収録される再録カードという極めて特殊なものになっています。

2日(木)、3日(金)は0400、0700、1000、1600、1900、2200と5回のスタンダードDEが予定されていましたが、残念ながら2日(木)の1000の1回を除いて他は人が集まらず流れてしまいました。さすがに本日4日(土)のDEは開催されましたが。。。

毎年何だかんだ言って30人くらいは集まる。新クラ許すまじ

で、唯一開催された0700のトーナメントの結果が出ているので早速見てみたいと思います。


URL
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-daily-2014-10-03

やはりというか、何というか・・・SCGOIndyで大活躍した女人像+狩猟者パッケージの緑デッキは今回のイベントでも最大勢力となりました。というか、全員使っていました。かくいう自分も使ったのは人のことは言えない緑単信心でしたが、当たった相手は・・・

R1 緑単信心
R2 緑黒星座
R3 緑黒星座
R4 Naya

全て女人像+狩猟者デッキでした。変にビートダウンを意識してNayaあたりにしなくて本当によかったと思います。

ブロック構築で活躍した黒単はタルキールに再録される蔑みを使えるのでそこそこ数はいるかと思ったのですが、全くおらず。簡単に1:2交換をされてしまう再利用の賢者を懸念してのことでしょうか。
また、熟練扇動者とかき立てる炎を得た赤単も意識してみたものの、使用者はサッパリおらず

赤単黒単がおらず、緑系デッキしかいないメタゲームとなると、この環境のソリューションは緑単信心タッチ破滅喚起の巨人だったということでしょう。(多分)。


※ ※ ※

3日(金)の1030に行われたPTQを皮切りにタルキールのパックが少しづつ剥かれ始めるので、THRブロック+M15+タルキール覇王譚に収録される再録カード という環境は一昨日始まり、昨日で終わってしまいました。
しかし、タルキールのカードが本格的に普及しだすのは7日(火)からです。

したがってタルキール覇王譚のカードが少ししかないスタンダード環境はもうしばらく続きます。

今日、明日の週末は他のプレイヤーがプレリに気を取られている隙にスタンDEでせっせとチケット稼ぎに精を出したいところです。
・0400 Standard Daily
 →16人集まらず中止

・0700 Standard Daily
 →16人集まらず中止

・1000 Standard Daily
 →16人集まらず中止

・1600 Standard Daily
 →16人集まらず中止

・1900 Standard Daily
 →16人集まらず中止

・2200 Standard Daily
 →16人集まらず中止

10月3日(金)Standard Daily、全て開催中止

/(^o^)\

実は昨日も1000の1回を除いて全て参加者が集まらず中止だったので、もしや・・・と思ったら案の定、今日のイベントも人は集まりませんでした。

年末年始ですら普通にやっているスタンDEが人不足で1日も開催されないだなんて・・・新クラ許すまじ。
《スタンダード》2014年9月27-28日StarCityGamesOpen分析
《スタンダード》2014年9月27-28日StarCityGamesOpen分析
《スタンダード》2014年9月27-28日StarCityGamesOpen分析
●新環境開幕
新環境一発目のSCGOの結果が出たので色々考えてみたいと思います。

●NewJersy
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=1&start_date=09/27/2014&end_date=09/28/2014&start=1&finish=32&state=NJ

●Indy
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=1&start_date=09/27/2014&end_date=09/28/2014&start=1&finish=32&state=IN&start_num=1

次期環境では女人像擁する緑が強い多いことは想定できたので、自分も緑系のデッキばかり考えていました。

NewJersyの方はデッキタイプはバラけましたが、Indyについてはまさかここまで女人像ばかりとは一体誰が予想できたでしょうか?上位32人中女人像を使ってないのは2人だけ?たまげたなぁ

期待していた女王スズメバチとスズメバチの巣も実際に強かったようで、特に女王スズメバチは多くのデッキに投入されていました。スズメバチの巣は思ったほどは使われていなかったので今後の活躍に期待したいところ。

これでスズメバチ二種が全く振るわなかったら以前書いたこのエントリー↓が馬鹿の一人相撲になるところだったのでよかったよかった。
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/

●火口の爪について
今まで特に触れていませんでしたが、最近考えていたデッキは色が合えば必ずといっていいほど火口の爪を積んでいました。↓

●GR Monster
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409160753324625/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

で、実際のSCGOでも火口の爪はしっかり使われていました。よかったー
火口の爪の強いところについて考えてみたいと思います。

①ミラーマッチの先手ドブンに対応できる
Monster系のデッキはミラーマッチだと先手後手の差で、地上を固めたのに嵐息吹で空から殴りきられてしまうというようなケースが頻発します。
なので、わずか3マナでドラゴンを除去できる火口の爪は先手逃げ切りに待ったをかけるカードとして、とても有効です。

※先手がプレイヤー本体に火口の爪を撃ってggというのは・・・まぁそれはそれで・・・

②デッキの方向性と一致している
GR Monsterや緑単信心はマナクリーチャーからファッティに繋げるのが基本コンセプトになります。これは上手くはまった時の爆発力には目を見張るものがありますが、それは時としてオーバーキルにも繋がります。

例えば、コントロール相手に女人像、狩猟者、ポルクラノスと展開できているこちら先手5ターン目。ここで高木の巨人や起源のハイドラをプレイしても返しに対立の終結で流されてしまうのは目に見えています。

しかし、ここでクリーチャーではなく火口の爪でライフを一気に詰めておけば、返しに全体除去を撃たれても相手の残りライフは僅かなので以降のクリーチャーを全てマスデスにすることができます。そうでなくてもその時点でハンドに2枚目の火口の爪があればほぼ勝ったも同然です。

③他のカードとかみ合っている
緑系デッキにはマナクリ、ゼナゴス、ニッサ、ニクソス等々のマナを大量に発生されるカードが多く積まれています。火口の爪はそんな有り余るほどあるマナの使い道にはぴったりです。




まだ環境一発目なのでこれからメタがどう動くかは分かりませんが、自分が強いと予想していたカードが実際に結果を残すとやっぱり嬉しいもんですね。
《スタンダード》除去の選択肢
《スタンダード》除去の選択肢
《スタンダード》除去の選択肢
※1ものによっては置物も含まれます
※2チョイスは結構適当です


●白
・今わの際
・異端の輝き
・停止の場
・払拭の光
・対立の終結

●青
・鐘音の一撃
・豚の呪い

●黒
・闇の裏切り
・胆汁病
・英雄の破滅
・悲哀まみれ
・残忍な切断

●赤
・マグマのしぶき
・マグマの噴流
・稲妻の一撃
・灼熱の血
・炎の円
・神々の憤怒
・弧状の稲妻
・かき立てる炎
・火口の爪
・龍語りのサルカン

●緑
・狩人狩り
・セテッサ式戦術
・暴風

●白黒
・完全なる終わり

●赤白
・岩への繋ぎ止め

●白緑黒
・アブザンの魔除け
・砂塵破

●青白赤
・ジェスカイの魔除け

●黒青緑
・スゥルタイの魔除け

●赤黒白
・マルドゥの魔除け
・はじける破滅

●緑赤青
・ティムールの魔除け

除去呪文のデベロップ http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011019/ で語られているように、絶対的な除去がありません。

フィニッシャーがどれも一長一短なのと同じように、除去も一長一短です。

PTではどのような選択がされるのか、興味深いところです。
●フィニッシャーの選択肢
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409270243319472/
●除去の選択肢
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409271234385214/

《スタンダード》フィニッシャーの選択肢
《スタンダード》フィニッシャーの選択肢
《スタンダード》フィニッシャーの選択肢
※14マナ以上をフィニッシャーとします
※2ものによってはクリーチャーでないスペルも含まれます
※3チョイスは結構適当です


●白
・不動のアジャニ
・アラシンの上級歩哨
・風番いのロック
・太陽の勇者、エルズペス
・ヘリオッドの指図 (9月30日追記)
 →ミッドレンジのミラーで凄く強そう

●青
・波使い
・ギルドパクトの体現者、ジェイス
・賢いなりすまし
・難局
・予知するスフィンクス
・真珠湖の古きもの

●黒
・死者の神、エレボス
・破滅喚起の巨人
・リリアナ・ヴェス
・最悪の恐怖
・奈落の総ざらい

●赤
・鍛冶の神、パーフォロス
・紅蓮の達人チャンドラ
・嵐息吹のドラゴン
・龍語りのサルカン

●緑
・狩猟の神、ナイレア
・世界を喰らう者、ポルクラノス
・世界を目覚めさせる者、ニッサ
・高木の巨人
・書かれざるものの視認
・女王スズメバチ
・霧裂きのハイドラ
・起源のハイドラ

●アーティファクト
・小走り破滅エンジン

●白黒
・真面目な訪問者、ソリン
・灰燼の乗り手

●白緑
・英雄の導師、アジャニ

●青黒
・精神的な介入

●青緑
・荒ぶる波濤、キオーラ
・クルフィックスの預言者
・サグのやっかいもの

●青赤
・嵐の神、ケラノス

●黒緑
・荒野の収穫者
・頂点捕食者、ガラク

●赤緑
・歓楽者、ゼナゴス
・都市国家の破壊者
・歓楽の神、ゼナゴス

●青白赤
・悟った達人、ナーセット

●白黒緑
・包囲サイ

●赤黒白
・軍族の解体者

●緑赤青
・龍爪のスラーク

●白青黒赤緑
・彩色マンティコア
・巣主スリヴァー


こうして見るとどれも一長一短なので何を選択しても裏目が存在します。

ただ、その中で唯一女王スズメバチの番長っぷりが目立ちます。コレに確定で勝てるフィニッシャーは破滅喚起の巨人、小走り破滅エンジン、精神的な介入くらいしか無く、それらはどれも一級品ではないので、そんなに沢山は使われないはず。

7マナという重さも緑のマナ加速とガッチリ噛み合っているので、環境にミッドレンジが増えれば増えるほど見る機会も多くなりそうです。
●フィニッシャーの選択肢
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409270243319472/
●除去の選択肢
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409271234385214/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:5CG
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:5CG
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:5CG
●クリーチャー 32枚
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 爪鳴らしの神秘家
4 凶暴な拳刃
3 世界を喰らう者、ポルクラノス
3 歓楽者ゼナゴス
3 軍族の解体者
4 彩色マンティコア
3 嵐息吹のドラゴン

●その他スペル 4枚
4 火口の爪

●土地 24枚
4 樹木茂る山麓
4 ヤヴィマヤの沿岸
2 吹きさらしの荒野
2 マナの合流点
1 血染めのぬかるみ
1 豊潤の神殿
1 静寂の神殿
1 疾病の神殿
1 華やかな宮殿
1 遊牧民の前哨地
2 山
2 森
1 平地
1 沼


4色でもまわる → ならいっそのこと5色で。
フィフスドーンの「何色でもいい!?ならば5色で!」みたいなノリで組んでみました。
凶暴な拳刃と軍族の解体者を同時に使うデッキです。

ここまで色を広げるとミッドレンジにした方が強そうです。
しかし、環境がどうなるかまだ分からない現時点ではミッドレンジで組もうにもカードの取捨選択が上手くできないので、今回は直線的で分かりやすいGRモンスターに色を足していく方向で作ってみました。

土地は24枚で一応アグロデッキなのでタップインは5枚まで、ダメランは6枚までという縛りで今回も組んでみました。フェッチ7枚に対して基本地形6枚が唯一気がかりですが、多分大丈夫。幸い、軍族の解体者と彩色マンティコアの魂絆でライフはモリモリ回復できるのでダメランは増やしていいかもしれません。

マナベースは以下の通り。

白・・・8枚
青・・・7枚
黒・・・8枚
赤・・・10枚
緑・・・17枚

極楽鳥+クィリーオンレインジャーの無い環境で5CGというとふざけているとしか思えませんが、土地に恵まれている今の環境であればこのように現実的なマナ配分で組むことも可能でした。ベースとなる緑マナは土地からしっかり確保しつつ、その他の色は女人像と爪鳴らしの神秘家で供給できるのが大きかったです。

2ターン目の拳刃や3ターン目の彩色マンティコアを狙う場合はダメラン→エルフの神秘家スタートをしなければなりませんが、上手くはまった時の強さは本物のハズ。それ以外にもエルフの神秘家→凶暴な拳刃→軍族の解体者→彩色マンティコア、みたいな流れにも夢がありますね。

ネタ枠に見える彩色マンティコアですが、魂絆+先制に加えて悪斬すら持っていなかった警戒があるので、ダメージレースでは相当仕事をするのではないでしょうか?

マナクリ12体+ゼナゴスというマナフラしやすい構成ですが、余ったマナの注ぎ込み先は拳刃、ポルクラノス、嵐息吹、火口の爪、マンティコアの合計18枚もあるので問題にはならない(はず)。

強いカードを叩きつけまくって最終的にどれか1枚対処されなければ勝ち!というのは徴兵バントに通じるものがありますね。

●GR Monster
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409160753324625/
●アブサンミッドレンジ
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409162200238278/
●アブサンウィニー
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409181423343303/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:4cグリーン
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:4cグリーン
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:4cグリーン
●クリーチャー 32枚
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 旅するサテュロス
4 クルフィックスの狩猟者
4 軍族の解体者
3 歓楽者ゼナゴス
4 嵐息吹のドラゴン
3 龍語りのサルカン
2 小走り破滅エンジン

●その他スペル 4枚
4 火口の爪

●土地 24枚
4 樹木茂る山麓
2 吹きさらしの荒野
1 コイロスの洞窟
1 戦場の鍛冶場
4 ラノワールの荒原
2 奔放の神殿
1 砂草原の城塞
2 遊牧民の前哨地
4 森
2 山
1 平地


軍族の解体者のためだけに3色目と4色目を足したよく分からないデッキです。ここまで来るともはやギャグ。

充実したマナベースと女人像でどれだけ頑張れるか試してみたっただけですが、アタッカーはゼナゴス以外相手のブロッカーを無視できる生物だけで構成されているので、スズメバチの巣や包囲サイなんかが大流行すれば・・・・・・・・・やっぱ無いですね。


土地構成に関して。
今回はビートダウンなのでタップインは5枚まで、ダメランは6枚までという縛りでマナベースを作ってみました。この土地構成を考えるのに一番時間がかかったのは言うまでもありません。

4cビートダウン?というと無茶苦茶に思えるかもしれませんが、出る色マナは・・・

緑・・・17枚
赤・・・11枚
白・・・8枚
黒・・・8枚

これに加えて女人像と旅するサテュロスが4枚づつあるので問題なく回るでしょう(多分)

唯一残念だったのは4色なので5枚入れたかった占術ランドを3枚はトライランドにしなければならなかった点でしょうか。

しかし、ここまで来るといっそのこと青も足して往年の5cグリーンのようなデッキを組みたくなってきますね。というわけで次は五色です。

●GR Monster
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409160753324625/
●アブサンミッドレンジ
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409162200238278/
●アブサンウィニー
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409181423343303/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用スゥルタイモンスター
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用スゥルタイモンスター
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用スゥルタイモンスター
●クリーチャー 25枚
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 クルフィックスの狩猟者
3 世界を喰らう者、ポルクラノス
2 荒野の収穫者
3 世界を目覚めさせる者、ニッサ
3 破滅喚起の巨人
2 小走り破滅エンジン

●その他スペル 10枚
4 思考囲い
4 軽蔑的な一撃
2 時を越えた探索

●土地 25枚
2 汚染された三角州
4 ラノワールの荒原
3 神秘の神殿
2 疾病の神殿
3 ダークスティールの城砦
8 森
2 島
1 沼


前回のティムールモンスター?に続き、今回もスズメバチの巣と女王スズメバチに負けない構成のデッキを考えてみました。スゥルタイモンスターです。

ベースの緑信心に対スズメバチ用(対コントロール用?)のカードを雑に突っ込んだだけなので、かなり歪な構成ですがそれはそれで。

カウンター+ハンデス+破壊されない4/4トランプル+全体-1/-1修正+ブロックされないファッティ・・・と、山のようにスズメバチ対策を積んでいるので、これだけやれば流石にスズメバチ1枚で詰むというケースは無いはずです。
ついでにエルズペスにも物凄い耐性を誇るデッキになっています。

探査枠を宝船の巡航ではなく時を越えた探索にしたのは、もちろん軽蔑的な一撃との兼ね合いもありますが、それ以上にこれが撃てるくらいにゲームが進んでいると土地やマナクリーチャーは完全な無駄牌でしかないのでそれを避けるために。

探査といえば残忍な切断も考えましたが、このデッキはMonster系デッキの亜種なので相手のクリーチャーにはこちらのクリーチャーで対抗すば問題ないだろと判断して入れませんでした。何より相手の女王スズメバチに対して無力ですしね。

ただし、G1は赤や黒の高速アグロにはフルボッコなのでサイドにはたっぷりクリーチャー対策を取る必要がありそうです。

賢いなりすましは4マナ圏を埋めるには最適かと思われましたが、このデッキだとコピーして強いパーマネントが少ないので相手に大きく依存してしまいます。そのため今回は採用を見送りました。

3色デッキにも関わらず無色土地を3枚も積めるだなんて女人像+狩猟者パッケージには本当に頭が上がりません。

●GR Monster
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409160753324625/
●アブサンミッドレンジ
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409162200238278/
●アブサンウィニー
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409181423343303/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用ティムールモンスター
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用ティムールモンスター
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:対スズメバチ用ティムールモンスター
●クリーチャー 29枚
4 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 爪鳴らしの神秘家
4 クルフィックスの狩猟者
3 世界を喰らう者、ポルクラノス
3 歓楽者ゼナゴス
4 嵐息吹のドラゴン
3 小走り破滅エンジン

●その他スペル 7枚
3 軽蔑的な一撃
4 火口の爪

●土地 23枚
4 樹木茂る山麓
4 ヤヴィマヤの沿岸
1 シヴの浅瀬
2 奔放の神殿
1 神秘の神殿
1 天啓の神殿
1 ニクスの神殿、ニクソス
8 森
1 山

ティムールモンスター・・・というよりも、GRモンスターに軽蔑的な一撃をタッチしただけのデッキです。

今回は対スズメバチの巣女王スズメバチを焦点にデッキを作ってみました。

まず、スズメバチの巣、女王スズメバチに困るデッキ=クリーチャー主体のデッキなので、これらは3ターン目にスズメバチの巣を出されただけで詰まないようにしなければなりません。

それらに対する回答は主に

・ダメージ以外の除去(悲哀まみれ、払拭の光)
・カウンター(雲散霧消、軽蔑的な一撃)
・ハンデス(思考囲い、蔑み)

の三つがあります。

※神々の憤怒や対立の終結も回答にはなりますが、自軍への被害も甚大なのでここでは外しました。



今回は素早いフィニッシュ+カウンターという構成を考えてみました。
嵐息吹と小走り破滅エンジンでスズメバチの巣を避けつつ、女王スズメバチが出てきた返しくらいで火口の爪でフィニッシュが理想的な流れでしょうか。

軽蔑的な一撃は女王スズメバチを打ち消すだけでなく、生物デッキ全ての癌となる対立の終結を打ち消すのにもぴったり。

しかし、素直に考えればどう見ても青がノイズです。

本当にスズメバチに絞って考えるならこんな中途半端な構成にするのではなく、思考囲いまで積めるBUGカラーが正解ですかね

●GR Monster
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409160753324625/
●アブサンミッドレンジ
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409162200238278/
●アブサンウィニー
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409181423343303/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンウィニー
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンウィニー
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンウィニー
●クリーチャー 25枚
4 節くれの傷皮持ち
4 万神殿の兵士
4 羊毛鬣のライオン
3 ラクシャサの死与え
2 荒野の後継者
4 責め苦の伝令
4 先頭に立つもの、アナフェンザ

●その他スペル 12枚
3 思考囲い
3 停止の場
4 アブザンの魔除け
2 残忍な切断

●土地 23枚
4 吹きさらしの荒野
4 コイロスの洞窟
4 ラノワールの荒原
4 砂草原の城塞
2 マナの合流点
2 平地
2 森
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ


女人像+狩猟者パッケージを切って更に全てのスペルを3マナ以下に抑えることで完全なアグロに徹してみました。アブサンウィニーです。

が・・・弱いです。赤単や黒単の下位互換です。

組んで回してみた感想としては「パーツがあるから組んでみたけど無理して組むデッキでもない」といったところでしょうか。

しかし、ショックランド亡きスタンダードで女人像無し均衡ド3色のアグロが組める現環境のマナベースには目を見張るものがあります。
この恵まれた土地を何か別の方向に活かせないものか。

例えばクイッケントーストのような五色コントロールとか。

●GR Monster
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●アブサンミッドレンジ
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●アブサンウィニー
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●対スズメバチ用ティムールモンスター
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●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409252057382796/

《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンミッドレンジ
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンミッドレンジ
《スタンダード》次期スタンダードデッキ案:アブサンミッドレンジ
●クリーチャー 23枚
3 エルフの神秘家
4 森の女人像
4 クルフィックスの狩猟者
2 オレスコスの王、ブリマーズ
3 世界を喰らうもの、ポルクラノス
2 荒野の収穫者
3 風番いのロック
2 太陽の勇者、エルズペス

●その他スペル 13枚
4 思考囲い
4 アブサンの魔除け
3 払拭の光
2 残忍な切断

●土地 24枚
4 吹きさらしの荒野
3 コイロスの洞窟
4 ラノワールの荒原
3 静寂の神殿
1 豊潤の神殿
3 疾病の神殿
4 森
1 平地
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ



ド本命のアブサンミッドレンジを考えてみました。

デッキとしてまとまってるかどうかは別にして、個々のパーツが強いので今回のように適当に作ってみてもそれっぽいデッキに仕上がっています。

さすが43/60枚がレアなだけあります。カードパワー万歳。

サイドからはスズメバチ二種や最悪の恐怖が強そうです。

●GR Monster
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●アブサンミッドレンジ
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●アブサンウィニー
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409181423343303/
●対スズメバチ用ティムールモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409241136361266/
●対スズメバチ用スゥルタイモンスター
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409242210251804/
●4CG
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409251317175746/
●5CG
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