運命再編後のブロック構築はどうなるのか?
ひとまず1月21日(水)時点での予想を書きたいと思います。

●アブザン
→現環境の王者。
そして次期環境でも恐らく王者。露骨な新戦力は刷られませんでしたが、悪行の大悪鬼や黄金牙、タシグルといったファッティをどうデッキに組み込むのか気になります。やっていることが優秀なカードを寄せ集めたただのグッドスタッフでなので、メタることが事実上できないのが強み。

●ジェスカイ
→約束された勝利。
どれだけ勝つのか今から期待。もし仮に環境王者のアブザンに優位が付いてしまうとメタゲーム全面的に塗り替えるのではないかと思います。アブザン側は蔓延がありますが、5マナと重くジェスカイの隆盛で簡単にかわせるので安心はしていられないでしょう。軽くテストプレイをした感じでは乱撃斬が想像以上にありがたかったです。

●スゥルタイ
→前環境最弱氏族。
ただでさえ厳しかったのに、運命再編では分かりやすい強化がされなかったので、今後日の目を見る機会はもうないでしょう。

●マルドゥ
→アブザンと色々キャラが被ってる氏族。
次期環境で除去マシマシのデッキが強い環境になれば使う理由にはなると思いますが、逆を言えばそれくらいしか使う理由が自分は見出せませんでした。速さの白黒戦士や安定性のアブザンと比較するとどうしてもマルドゥは中途半端な印象を受けます。前環境ではそんな中途半端なマルドゥでしたが、他のデッキも完成度が低かったので問題なく通用しました。が、どのデッキも完成度が上がる今後はどうなるか分かりません。トリニティが色を足してアングリーハーミットになったように、今後のマルドゥは“白黒戦士がミラーマッチ対策に赤(弧状の稲妻)を足したデッキ”という位置づけになるかもしれません。

●ティムール
→戦略自体が環境に噛み合ってないデッキ。
パーツはそこそこ追加されたので、役者不足で仕方なく入れていたサグのやっかいものやスーラクをようやく抜けそうです。しかし、それでもクリックパーミ戦略自体がこの環境に合っていないのは相変わらず。タフな殴り合い環境になることが予想される次期環境ではマルドゥと同じく厳しそうな印象を受けます。アブザンの包囲サイと違って、ティムールは凶暴な刃拳への依存度がとても高いため、それが2マナで簡単に対処されてしまう今後は苦しいゲームが増えそうです。

●白黒戦士
→環境最速
多くのヌルキープをしたプレイヤーやミッドレンジ対決を見越してデッキを重くし続けたプレイヤーを交通事故係としてひき殺すのではないでしょうか。メタられれば簡単に沈むデッキだと思いますが、除去が噛み合わなかったときはそのまま簡単に殺されそうです。

●4cコントロール
→イ㌔
ウギンを軸にした場合は8マナまで頑張れるかどうか、それが全てです。
道の探究者+僧院の導師のクリーチャー8枚体制の型はもはやコントロールというよりも分類としてはマルドゥ除去デッキタッチ青のような位置付けになるかもしれません。

●多色変異
→パーツ「は」増えました。
が、他のデッキはもっと強化されたので結局活躍できるビジョンは見えず。。。ファンデッキ止まりという位置づけは今後も変わらなさそうです。




まだ発売すらしていないので今後どう転ぶか分かりませんが、大体の方向性は当たってるんじゃないかと思います。

MOで運命再編がリリースされるのはまだ一週間以上先のこと。更にそこから運命再編のカードが出回ってブロック構築にも変化が現れるのはおそらく1月の終わり~2月以降でしょうか。

そう考えるとまだまだ先は長そうです。

1月10日から始めた運命再編の考察ですが、使う予定のジェスカイトークンと4cコントロールの調整は既に終わってしまったので自分の中では次期環境のブロック構築をやり尽くした感があります。

次のタルキール龍記伝まで首を長くして待ちたいと思います。

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