続々とカードが公開されているタルキール覇王譚。
毎年この時期は次期スタンやリミテの話題で持ちきりになりますが、ブロック構築だって負けていません(と、思いたい)。
実際にタルキール覇王譚ブロック構築が始まるのはまだ1ヶ月以上先のことですが、9月9日時点で97/249枚のカードが公開されたので、そろそろこのフォーマットについて考えてみたいと思います。
次期スタンダードの考察が終わっていませんが、それはそれで。。。
◆タルキールブロック構築の土地構成
まず最初にブロック構築の土地構成について。
土地構成については最初に以下のようなルールを基準に作ってみました。
※ちなみに、これは現時点(9月9日)で判明しているカードだけで組んだので、もし今後有用な土地カードが公開されれば構成は変わるかもしれません。
各色ぴったり14マナづつ出ます。実際のブロック構築でもありそうな土地構成ではないでしょうか?次に、↑に赤をタッチしてみます。
これは上の3色の土地構成と比較しても実は出る色マナ総数は同じで、白、緑、黒が出る土地はそれぞれ合計14枚づつあります。
そして、こちらには赤マナ発生源の土地も4枚積まれています。
デッキの色を3色から4色に増やしたのに、各色を生み出せる土地の総枚数は増えているという不思議現象がこのタルキールブロック構築では起きるわけです。
このことから、今回のブロック構築では「3色」の土地構成も「3色タッチ1色」の土地構成も出る色マナの総数は変わらない=4色目は足し得※ということがいえます。
そういうわけで、デッキにタッチで投入しやすい火口の爪や凍氷破プレイヤーが考えている以上に多くのデッキから飛んでくるのかもしれません・・・
※ただし、タップイン2色ランドには1点ライフゲインがあるので、高速アグロやバーンのようにライフが重要なリソースとなるマッチが多い場合はこの限りではありません。
●楔にタッチで2色を追加する可能性
タルキールは氏族+1色タッチが足し得であることが分かりました。
ところで、アブサンを軸に1色足すと爪鳴らしの神秘家のもう片方の赤or青が余ります。これを活かすことはできないのでしょうか?
考えてみたいと思います。
タップインが11枚になってしまいましたが、一応形にはなりました。後は爪鳴らしの神秘家4枚に火口の爪や凍氷破を積めば立派なアブサンタッチ赤、青デッキの完成です。サイドに獰猛付きの否認を入れるのも面白そうです。
しかし、タッチ青赤だと上のルールに沿ったマナのやりくりは不可能で、以下のうちのどれかから選ばなければなりませんでした。
・11枚目のタップインランドを追加する
・タッチカラーの赤、青が3枚の土地からしか出ないようになっても諦める
・メインの白、黒、緑が13枚の土地からしかでないようになっても諦める
この辺のデメリットをメリットと天秤にかけてデッキを作ることになりそうです。
しかし、今回考えた土地構成は上記のルールに沿って機械的に作っただけなので、土地の枚数を26枚にしたり、捻出できる色バランスをいじくれば実際はもっと適切な土地構成を実現できそうです。
最後に、ここまで判明しているカードだけで実際にタルキール覇王譚ブロック構築のデッキを75枚作ってみました。
●アブサンアグロ タッチUR
4 爪鳴らしの神秘家
4 荒野の後継者
4 Rakshasa Deathdealer (2マナ2/2 BGでパンプ、再生)
4 先頭に立つもの、アナフェンザ
4 Siege Riho (4マナ4/5トランプル、Cip3点ゲイン)
4 風番いのロック
2 サグのやっかいもの
3 停止の場
3 Murderous Cut (探査付き黒除去)
3 火口の爪
1 凍氷破
4 吹きさらしの荒野
4 遊牧民の前哨地 (白黒赤タップイン楔)
4 華やかな宮殿 (黒緑青タップイン楔
3 砂草原の城塞 (白黒緑タップイン楔)
3 平地
3 森
3 沼
●サイドボード
4 無情な切り裂き魔
3 真面目な訪問者、ソリン
2 Adamant Negation (獰猛付き否認)
2 アブザンの隆盛
2 完全なる終わり
1 停止の場
1 サグのやっかいもの
※英語で書かれているカードはまだ日本語訳が出ていないものです。9月9日(火)までで公開されているカード97/249枚だけでデッキを作っているので、それ以降に公開されるカードもまだ含まれていません。
まだカードが半分も公開されていないので、まずは強いカードを片っ端から詰め込んだグッドスタッフを考えてみました。
例によって脳内構築ですが、しかし結構やれそうに見えてしまうから恐ろしい・・・
第一セットしかないブロック構築でWBGタッチURデッキのビートダウンというと、字面では狂気の沙汰としか思えませんが、タッチの赤マナと青マナはタップイン楔ランドと荒野の後継者の合計8枚から供給可能で、メインボードに入っている赤と青のカードもそれぞれ3枚づつしかないので以外と回るのではないでしょうか?
メインとなる白と黒と緑の色マナもそれぞれ14枚の土地から供給できるのでギリギリなんとかなるハズ(投げやり)
ここまで公開されているカードは以下の通り。
神話レア:14/15
レア:41/53
アンコモン:24/80
コモン:18/101
まだまだ半分にも達していません。
アブサン(Junkカラー)は昔から1枚1枚のカードパワーが高いことで有名なので、今後どのような強力カードが公開されるのか。
ますます楽しみです。
毎年この時期は次期スタンやリミテの話題で持ちきりになりますが、ブロック構築だって負けていません(と、思いたい)。
実際にタルキール覇王譚ブロック構築が始まるのはまだ1ヶ月以上先のことですが、9月9日時点で97/249枚のカードが公開されたので、そろそろこのフォーマットについて考えてみたいと思います。
次期スタンダードの考察が終わっていませんが、それはそれで。。。
◆タルキールブロック構築の土地構成
まず最初にブロック構築の土地構成について。
土地構成については最初に以下のようなルールを基準に作ってみました。
※ルール
①タップインランドは10枚まで
→ALAブロック構築でもビートのタップインは10枚程度が限度だったので。
②メインとなる3色はそれぞれ14枚の土地から捻出できないといけない
③タッチカラーは4枚の土地から捻出できないといけない
④土地の総枚数は24枚
※ちなみに、これは現時点(9月9日)で判明しているカードだけで組んだので、もし今後有用な土地カードが公開されれば構成は変わるかもしれません。
●純正アブサン
4 白黒緑タップイン楔
3 白黒タップインライフゲイン
3 黒緑タップインライフゲイン
4 白緑フェッチ
3 平地
3 森
4 沼
各色ぴったり14マナづつ出ます。実際のブロック構築でもありそうな土地構成ではないでしょうか?次に、↑に赤をタッチしてみます。
●アブサンタッチ赤
4 白黒緑タップイン楔
4 白黒(赤)タップイン楔
2 黒緑タップインライフゲイン
4 白緑フェッチ
2 平地
4 森
4 沼
これは上の3色の土地構成と比較しても実は出る色マナ総数は同じで、白、緑、黒が出る土地はそれぞれ合計14枚づつあります。
そして、こちらには赤マナ発生源の土地も4枚積まれています。
デッキの色を3色から4色に増やしたのに、各色を生み出せる土地の総枚数は増えているという不思議現象がこのタルキールブロック構築では起きるわけです。
このことから、今回のブロック構築では「3色」の土地構成も「3色タッチ1色」の土地構成も出る色マナの総数は変わらない=4色目は足し得※ということがいえます。
そういうわけで、デッキにタッチで投入しやすい火口の爪や凍氷破プレイヤーが考えている以上に多くのデッキから飛んでくるのかもしれません・・・
※ただし、タップイン2色ランドには1点ライフゲインがあるので、高速アグロやバーンのようにライフが重要なリソースとなるマッチが多い場合はこの限りではありません。
●楔にタッチで2色を追加する可能性
タルキールは氏族+1色タッチが足し得であることが分かりました。
ところで、アブサンを軸に1色足すと爪鳴らしの神秘家のもう片方の赤or青が余ります。これを活かすことはできないのでしょうか?
考えてみたいと思います。
※ルール
①タップインランドは10枚まで
②メインとなる白、黒、緑はそれぞれ14枚の土地から捻出できないといけない
③タッチカラーの赤、青は4枚の土地から捻出できないといけない
④土地の総枚数は24枚
●アブサンタッチ赤、青
3 白黒緑タップイン楔
4 白黒(赤)タップイン楔
4 黒緑(青)タップイン楔
4 白緑フェッチ
3 平地
3 森
3 沼
タップインが11枚になってしまいましたが、一応形にはなりました。後は爪鳴らしの神秘家4枚に火口の爪や凍氷破を積めば立派なアブサンタッチ赤、青デッキの完成です。サイドに獰猛付きの否認を入れるのも面白そうです。
しかし、タッチ青赤だと上のルールに沿ったマナのやりくりは不可能で、以下のうちのどれかから選ばなければなりませんでした。
・11枚目のタップインランドを追加する
・タッチカラーの赤、青が3枚の土地からしか出ないようになっても諦める
・メインの白、黒、緑が13枚の土地からしかでないようになっても諦める
この辺のデメリットをメリットと天秤にかけてデッキを作ることになりそうです。
しかし、今回考えた土地構成は上記のルールに沿って機械的に作っただけなので、土地の枚数を26枚にしたり、捻出できる色バランスをいじくれば実際はもっと適切な土地構成を実現できそうです。
最後に、ここまで判明しているカードだけで実際にタルキール覇王譚ブロック構築のデッキを75枚作ってみました。
●アブサンアグロ タッチUR
4 爪鳴らしの神秘家
4 荒野の後継者
4 Rakshasa Deathdealer (2マナ2/2 BGでパンプ、再生)
4 先頭に立つもの、アナフェンザ
4 Siege Riho (4マナ4/5トランプル、Cip3点ゲイン)
4 風番いのロック
2 サグのやっかいもの
3 停止の場
3 Murderous Cut (探査付き黒除去)
3 火口の爪
1 凍氷破
4 吹きさらしの荒野
4 遊牧民の前哨地 (白黒赤タップイン楔)
4 華やかな宮殿 (黒緑青タップイン楔
3 砂草原の城塞 (白黒緑タップイン楔)
3 平地
3 森
3 沼
●サイドボード
4 無情な切り裂き魔
3 真面目な訪問者、ソリン
2 Adamant Negation (獰猛付き否認)
2 アブザンの隆盛
2 完全なる終わり
1 停止の場
1 サグのやっかいもの
※英語で書かれているカードはまだ日本語訳が出ていないものです。9月9日(火)までで公開されているカード97/249枚だけでデッキを作っているので、それ以降に公開されるカードもまだ含まれていません。
まだカードが半分も公開されていないので、まずは強いカードを片っ端から詰め込んだグッドスタッフを考えてみました。
例によって脳内構築ですが、しかし結構やれそうに見えてしまうから恐ろしい・・・
第一セットしかないブロック構築でWBGタッチURデッキのビートダウンというと、字面では狂気の沙汰としか思えませんが、タッチの赤マナと青マナはタップイン楔ランドと荒野の後継者の合計8枚から供給可能で、メインボードに入っている赤と青のカードもそれぞれ3枚づつしかないので以外と回るのではないでしょうか?
メインとなる白と黒と緑の色マナもそれぞれ14枚の土地から供給できるのでギリギリなんとかなるハズ(投げやり)
ここまで公開されているカードは以下の通り。
神話レア:14/15
レア:41/53
アンコモン:24/80
コモン:18/101
まだまだ半分にも達していません。
アブサン(Junkカラー)は昔から1枚1枚のカードパワーが高いことで有名なので、今後どのような強力カードが公開されるのか。
ますます楽しみです。
●マナバランスに関する考察
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409092144376581/
●カード個別評価:白
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409132147333216/
●カード個別評価:青
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409140502389602/
●カード個別評価:黒
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409150008086662/
●カード個別評価:赤
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409161236437182/
●カード個別評価:緑
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409171205093500/
●カード個別評価:マルチカラー生物
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409182148454107/
●カード個別評価:マルチカラー スペル
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409190132058008
●カード個別評価:アーティファクト
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409191732244542/
●カード個別評価:土地
http://mtgmtg.diarynote.jp/201409192154166722/
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