《テーロスブロック構築》ニクスへの旅で使われるカード:白編
《テーロスブロック構築》ニクスへの旅で使われるカード:白編
《テーロスブロック構築》ニクスへの旅で使われるカード:白編
DNはレガシー用に別に持っていますが使い分けたいので新しく作りました。ここ数年は参入が容易かつ楽に俺TUEEEできるブロック構築にお熱なので来たるブロック構築PTに向けてニクスへの旅のカードをブロック構築の視点から評価をしてみました。


●アジャニの存在 W インスタント
ブロック構築がまだテーロスしか使えなかった半年前、白青ヒロイックは4チケの貧乏デッキとしてMO上で一定の支持を集めていました。が、メタ上での立ち位置はせいぜいTier2止まりで、それは神々の軍勢が出てからも変わりませんでした。
なぜか?その理由は安定性の欠如とデッキ構造上からくる1:2交換の取られやすさにありました。アジャニの存在は神々の思し召しと並んで1:2交換を極力減らして白青ヒロイックの弱点を埋めてくれる1枚になるかもしれません。以前どこかで「白青ヒロイックは神々の思し召しが8枚必要」という意見を見ましたが自分も凄くそれに納得しました。今後白青ヒロイックはどうなるのか目が離せません。

●ニクス毛の雄羊 W① 0/5
これは強い。ビート系全般(特に赤!)に対して非常に強力な壁として立ちはだかることでしょう。数年前のスタンにあったジャンドに対する前兆の壁を髣髴とさせます。ただ、唯一気になるのは一番入れたいエスパーに入れ辛いということです。というのも、エスパーは事実上の青黒コントロールタッチ白という形態をとっているので2ターン目にW①は出せないからです。
エスパーは今後、このカードの為にマナベースを白に寄せるのでしょうか?それとも中盤以降でも出せれば良いというスタンスでマナベースは変えず、数枚積む程度に留めるのでしょうか?プロプレイヤーの構築手腕に注目が集まります。ちなみに、リアニメイトはメインサイト合わせて4積は確実だと思います。

●神討ち W① インスタント
やったぜ。環境にエンチャントでない実用的アーティファクトは存在しないので存在の破棄とそのまま入れ替える形になりそうです。インスタントなのも◎
あおりを受けるエレボス神とゼナゴス神はご愁傷様としかいえません。しかし、この神討ちも、もしかしたら後述の払拭の光にそのスペースを奪われ、一度も日の目を見ることなく終わるかもしれません。

●定命の者の強情 W エンチャント
ビートダウンは2本目以降、サイドチェンジでカードを入れ替えすぎるとデッキが持つ本来のパワーが損なわれてしまうというジレンマを抱えています。しかし、定命の者の強情なら白青ヒロイックの方向性を堅持しつつサイドカードとして働くためそんなジレンマもありません。このカードは見方によっては英雄の誘発用スペルとしてもエンチャント対策カードとしても中途半端かもしれませんが、上手く効果的に機能した時の強さは間違いないでしょう。

●ラゴンナ団の先駆者 W 0/4
1マナ0/4シリーズも近年は随分インフレしてきました。注目すべき点はデフォルトの状態でも稲妻の一撃と胆汁病、神々の憤怒といった環境の基本除去で落ちないところです。この除去耐性のお陰で先手2ターン目ランドセットだけで返してきた相手に対してこちらは後手2ターン目に躊躇なくラゴンナ団の先駆者にタッサの試練を貼ることができます。
そして次のターンに何か適当なスペルで対象にして殴れば3ターン目なのにあっという間に4/8クリーチャーのできあがりです。恩寵の重装兵ではこうはいきません。

●復仇 W① インスタント
神々の軍勢に収録されていれば待望のNaya対策として間違いなく注目を集めていたのではないでしょうか。しかし、1月まで環境を独占していたNayaも今となってはTier2。ここで再録されてもインパクトは弱かったですね。むしろ、環境の健全化のためにテーロスに収録するべきだったのでは?

●払拭の光 W② エンチャント
ご存知忘却の輪。万能除去として白入りデッキに多く採用され、想像通りの活躍が期待されます。ただ、既存のデッキの3マナ圏はどれも既に主力カードで埋まっているためスペースをどう作るかが難しそうです。PTでは想像していたよりも案外見る機会は少ないかもしれませんね。

青に続きます

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